1949-06-01 第5回国会 衆議院 選挙法改正に関する特別委員会 第6号
○佐竹(晴)委員 もう一つ、民自党なら民自党が非常に全盛の時代は、どんな地域に参りましても民自党一色に塗りつぶされております。それで小選挙区一人一区ということになりますと、ほとんど全選挙区から民自党だけが出て、ほかは、たとえば國民の七割までが民自党であつて、三割が他の会派であつても、他の三の力というものは全部押えられてしまつて声をひそめるという形は生れて参りませんでしようか。
○佐竹(晴)委員 もう一つ、民自党なら民自党が非常に全盛の時代は、どんな地域に参りましても民自党一色に塗りつぶされております。それで小選挙区一人一区ということになりますと、ほとんど全選挙区から民自党だけが出て、ほかは、たとえば國民の七割までが民自党であつて、三割が他の会派であつても、他の三の力というものは全部押えられてしまつて声をひそめるという形は生れて参りませんでしようか。
制上そういうことになるから当然だと言えば当然でありましようが、民自党一色になることは、われわれの目から見ればこれはむしろ民自党のためにもお氣の毒だと思う。だからこういう審議会その他の委員をきめる場合には、一応重大な考慮を払つていただきたい、これだけお言つておきます。